1221数寄屋橋キャンドルナイト
先日、技能実習生を追悼する会があり、行ってきました。
偶然Twitterのタイムラインで見かけて、個人的に忙しい時期だったのですが、どうしても頭から離れなくて足を運ばずにはいられませんでした。
銀座・数寄屋橋にて道沿いに立ちプラカードとキャンドルを持ちました。実際にこの活動をしていると、いろんな感情が溢れ出しそうでした。
自分が関わっていた/今関わっている実習生たちが、
どんな会社に送られるのか。
どんな仕事を任されているのか。
どんな人と出会うのか。
大切にされているか。
きちんと過ごせているか。
不安な気持ち。心配な気持ち。見に行きたいと思う気持ち。
また、寒空の下で私以外にも技能実習生を想っている日本人がいること。
活動にじっと目を向けて、驚いたりつらそう顔をして現状を知ってくれる日本人がいること。外国人観光客の人が気にかけてくれること。
私は、このような活動に参加したのは初めてでした。
今回の活動も切っても切り離せないつながりがあると思いますし、おそらく政治的な活動に限りなく近いものだったと思います。
そんな中、私は本当に日本で亡くなった技能実習生を追悼したいという気持ちだけで参加させて頂きました。
今回追悼した実習生たちは
殺されたり、原因不明だったり、事故に巻き込まれたり…理由は様々です。
でも、日頃熱心に勉強して日本の生活に一生懸命で夢を持った実習生の姿と追悼者のことを両方知ったらどんな人でも胸が痛くなると思います。
残された家族が、どんな状況でどんな気持ちか。来日するまでに抱えた借金はどうしているのか。そういう人を保護する制度はあるのか。
赤の他人である私の中でも、どんどん疑問と不安が広がっていきます。
幸せを掴んでいる実習生もいること。
企業側に問題がなくても失踪してしまう実習生がいること。
多くの報道の中で様々な情報が錯綜しています。
技能実習生を雇っている企業さんにアポイントとか取れないかなぁ。企業側の方の声や悩みも聞いてみたい。日本語教育分野の力で解決できることもあるんじゃないのかな、と思いました。
亡くなられた実習生のご冥福をお祈りいたします。
はるお