日本語教育と私
ここでは、自己紹介も兼ねて私の日本語教育との馴れ初めを。
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外国への興味
私は、海外の人と英語で話すときに出る緊張感というかアドレナリンが出る感覚が好きでした。
海外から来た観光客と話す機会があっても、昔からあまり嫌とは思いませんでした。
むしろ、外見も使う言葉も大きく違うのに話すのに伝わったり、分かり合える時の達成感が好きでした。
高校生の時にK-POPにハマり、韓国への興味を皮切りに外国への興味は加速!
多言語の歌の響きが好きで、意味も分からずよく外国の歌を聞いています。
韓国語は今も勉強しているのですが、段々会話が分かるようになってきて現在進行形で言語学習の楽しさを実感しています。
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日本語教育との出会い
大学で勉強していてどんどん面白さにハマったので、すっかり大学から日本語教師を目指しているつもりになっていたのですが、
高校の時の友達に聞いたら、高校生の時から日本語教師に興味があることを言っていたようです。笑(記憶力がなくて曖昧です…)
高校生の時は、中高の国語の先生になることが1番の目標でした。
その次の目標として日本語教育科目の受講がある程度だったんです。
小さい頃から、教師という存在に憧れていたんですね…。
勿論まさか、こんなに自分が日本語教育に興味を持つなんて思ってもいませんでした。
ただ、最初は
英語が出来ない自分 × 外国人と関わりたい × 日本文化も知って欲しい
= 日本語教師への関心 でした。
今は、ここの掛ける部分にどんどんいろんな分野が増えている実感があります。
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短期留学を通して感じたこと
春休みの間、韓国とオーストラリアに短期研修に行った経験があります。
3週間と5週間なので、本当に短期なのですが。笑
正直、私の短期研修は自己採点をすると60点くらいでした。
その理由は、また別でゆっくり書き残したいなと考えています。
自分が学習者となって異国の地へ行くことで、学習者目線で語学学校に通う学生の気持ちになれたと思っています。
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現場で感じたこと(実習・インターン等)
大学3年の夏に、以下の2つのことをしました。
これらは、私の日本語教師という夢をより鮮明にしてくれました。
日本語教育を大学で学んで、実際の現場でそれらがどう活かされているのか見ることができたからです。
このころから大学の先生を始め、多くの周りの大人が新卒で日本語教師になることを薦めてこない理由もなんとなく実感してきました。
実際の日本語教師の先生方とお話しするようになったのも大学3年くらいのときからです。
大学4年になってからは、以下の2つを経験しました。(後者は現在進行形)
・公立中学校での国語教員免許取得のための教育実習
公立中学校での教育実習が想像以上に精神的にはつらくなくて、教育系が合っているのかなと実感しました。
親からも同じように見えたようで、「やつれることなく頑張れていたね。」と言われたことを今でもこっそり誇りに思っています。
勿論、周りの先生方のお力添えがあってこそなのですが、自分なりに励んだベストがあって間もない先生に認められて褒められる喜びも実感しました。
生徒と触れ合って、対ヒトでの相互成長が感じられる環境がすごく自分には新鮮でそれを心から楽しめたと感じています。
また、海外にルーツを持つ生徒もおり、公立学校での日本語教育の存在意義も実感することができたように思います。
日本語学校での事務は新しい発見や刺激がいっぱいです。
どんどん新しい動きのある現場を見ることの大切さを日々実感しています。
今後、ここでの気付きもまとめていきたいです。
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日本語教師合同採用説明会への参加
大学の掲示板のチラシを見て、参加したのがきっかけです。
それから今まで約2年間、5回以上の合同説明会に参加しています。
ここでも、様々な先輩日本語教師の先生方とお話しさせて頂きました。
最近は、日本語学校を探しているうちに自分が気になると思った学校の説明の共通点を考えています。
いつか自分の働く学校を説明する側になって、合同説明会に参加できるといいな、と密かに思っています。
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交流会・学会への参加
何がきっかけだったのかは忘れてしまいましたが、日本語教師の方がTwitterを多く使われていることを知って、Twitterでの情報収集を始め、交流会等に参加するようになりました。
また、大学4年になってからは日本語教師の方があつまる日本語教育学会等にも足を運ぶようにしています。
日本語教師を目指す者として行って損はないし、何より自分の好きなことなので楽しいので、大学生の時間があるうちに行動しておきたい!と思っているからです。
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将来を考えるにあたって
私は、去年の2月から一般企業の就職活動もしていました。
大学3年の時から具体的に日本語教師になりたいという想いはあったものの、その職の不安定なイメージから親に反対されていたからです。(どうやって説得したかはまた別の機会に。)
会社説明会に参加したり、面接を受けたり。
今思うと、それも自分の中での大きな経験でした。
元々自分の興味は教育や外国人にあるので、教育や人材、インバウンドに焦点を置いて就職活動をしていました。
しかし、自分の中で大学時代に好きなジャンルの学問に出会って、それを活用できる仕事があるのに他の仕事に就くことが遠回りだと感じてしまいました。
キャリアを積むこと、日本社会を知ることは大切だと思いましたが、それよりも自分の好きな学問でキャリアを重ね、人のために働きたいという気持ちが強くありました。
今興味があって、‘今後勉強していきたい・考えていきたい’と思っているのは
・日本語学校を卒業した留学生、就職した後の技能実習生のサポート実態
・海外をルーツに持つ児童生徒への日本語教育、国語教育
・日本文化(武道、雅楽)の魅力を海外に伝えること
・新卒日本語教師の在り方、メリットを活かした仕事
・日本語教師という仕事を認知させる方法
・ICT化が進む中での語学教師としての存在意義
・国内、海外での今後の日本語教師の可能性
・日本語教師を活かした国際協力、国際交流
・古典
・多言語 等(項目としてあげたら、本当にキリがないです…)
でも、こういうことを考えることでワクワクする自分がいます。
これらのことを勉強しながら、日本語教師から自分が経験を積んでどういう人生を歩むかはこれから考えていきたいと思っています。
上記の中で、1つでも「いいな」と思ったジャンルがあったら
ぜひ、私と一緒に考えて下さると嬉しいです。
はるお